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がんばりが足りないんじゃない。ひとりで抱える形が、しんどいだけ
夜9時。やっと子どもが寝てくれて、リビングがしんと静かになる。
でも目に入るのは、シンクに残った洗い物と、床に転がったままのおもちゃ。
体は鉛みたいに重いのに、頭の中だけがぐるぐる回っています。
「今日も、ちょっとしたことで怒っちゃったな」
「他のママは、もっとちゃんとやれてるのに」
そう思いながら、暗い部屋でスマホに「子育て しんどい」と打ち込んだこと、ありませんか。
昼間だってそうです。夕方、夕飯を作っている足元で下の子が泣き、上の子は「ママ見て見て」と何度も呼ぶ。鍋が吹きこぼれそうになった瞬間、「ちょっと待ってって言ってるでしょ!」と、自分でもびっくりするくらい大きな声が出てしまう。
温かいお茶を1杯、座って最後まで飲み切る。それだけのことが、もう何日もできていないかもしれません。
つらいのは、情報が足りないからではありません。「手を抜いていい」「頼っていい」という言葉は、ネットにいくらでも書いてあります。それを読んでも、いざ自分のことになると、うまく手を抜けない。頼れない。むしろ「できない自分」が浮き彫りになって、もっと苦しくなる。
このサイトが一番お伝えしたいのは、ここです。
あなたがしんどいのは、あなたの弱さのせいでも、母親に向いていないからでもありません。「ひとりで全部を抱える」という、今の子育ての形が、しんどいだけです。
昔は、まわりの大人みんなでやっていた子育てでした。おじいちゃんおばあちゃん、親戚、ご近所さん。ちょっと見ていてもらう、おかずをおすそ分けしてもらう。そういう小さな助けが、暮らしの中に自然にありました。
それを今は、ママひとり(よくてふたり)で回しています。しかも子育てには、昼休みも、退勤時間も、週末の休みもありません。休憩のない仕事を、少ない人手で続けている。しんどくならないほうが、おかしいのです。
そう考えると、いろんな気持ちの見え方が変わってきます。
イライラが止まらないのは、性格が悪いからではなく、寝不足で、自分の時間がなくて、やることが多すぎるから。「子育てに向いてない」と感じるのは、適性のせいではなく、重い荷物を背負ったまま走らされて、タイムが出ないだけ。「人に頼るのが申し訳ない」のは、冷たいからではなく、気を使う力が強すぎるから。
だから、必要なのは「もっと頑張る方法」ではありません。荷物を、少し降ろすことです。
そして、ひとつだけ先に伝えておきたいことがあります。
家事を手放したり、誰かに頼ったりするのは、手抜きでもさぼりでもありません。ママの心に余裕があるかどうかは、子どもが毎日過ごす空気そのものです。ママがふっとゆるむと、家の中もやわらかくなります。だから頼ることは、この家を回す責任者としての、まっとうな運営判断です。
それに、あなたが上手に人に頼る姿は、子どもにとっての教材になります。「困ったら、助けてって言っていいんだ」。言葉で教えるより、その背中がいちばんよく伝わります。
このサイトでは、もっと頑張る方法は紹介しません。頑張りを、少しだけ降ろす方法だけを集めています。
このサイトを書いているのは、子育て真っ最中の私たちです
「ママのよゆう」編集部です。子育ての専門家ではありません。私たちも、寝かしつけのあとにため息をつき、うまく頼れずに一人で抱え込んで、失敗しながら学んできた側の人間です。
このサイトの根っこにあるのは、「ママの状態が、子どもの毎日の環境を決める」という考え方だけです。だから、ママが楽になるための選択肢を、正直に集めています。
サービスを紹介するときは、良かったところも、気になったところも、そのまま書きます。合わない人には「合わない」とはっきり書きます。体験談や口コミを作りものにすることはしません。
考え方の土台については、運営者ページ にもう少し詳しく書いています。
子育てのしんどさ別に、いま読む記事を探す
今のあなたに一番近いものを、ひとつ選んでみてください。
夜、寝かしつけのあとに、ふと涙が出る
「私だけできてない」と感じてしまう夜。その気持ちの正体は、あなたの弱さではなく、しんどさを生む「仕組み」のほうにあります。
つい強い言い方をして、あとで自分を責めてしまう
怒ってしまうのは、愛情が足りないからではありません。寝不足と、余裕のなさから出てくる、体の反応です。
→ ワンオペ育児でイライラが止まらないのは性格のせいではない
仕事も家のことも、もう手が回らない
フルタイムのお仕事に、終わらない家事と、24時間の育児。3人分の仕事を、ひとりで抱えているのだから、回らなくて当たり前です。降ろしていいものがあります。
→ 仕事と家事と育児で疲れたフルタイムママが手放していい3つのこと
頼りたいけど、頼るのが申し訳なくてできない
「頼れない」のは性格の欠点ではなく、いくつかの見えない壁が重なっているだけ。その壁は、ちゃんとほどけます。
頼るとしても、うちには贅沢な気がする
その「贅沢かも」という感覚には、理由があります。金額と、戻ってくる時間を並べてみると、見え方が少し変わります。
まず読むなら、この3本
どこから読めばいいか迷ったら、この順番がおすすめです。
1. 子育てがしんどい本当の理由は「あなたの弱さ」ではない
このサイトの背骨になっている記事です。「なぜ、あなたのせいじゃないのか」が腑に落ちると、肩の力がほっと抜けます。
2. 仕事と家事と育児で疲れたフルタイムママが手放していい3つのこと
考え方だけでは、やることは減りません。今日から実際に降ろせる荷物を、3つに絞って書きました。
3. きらりライフサポートの口コミ・評判を徹底調査
「家庭の外に頼る」を具体的に考えたくなったとき用の一本。実際に頼るとどうなのか、良い点も注意点も正直に調べています。
完璧なママより、ほどほどに元気なママでいい
子どもにとって本当に必要なのは、いつも笑顔の完璧なお母さんではありません。ほどほどに元気で、疲れたら「今日はここまで」と言えるお母さんです。
怒ってしまった日があっても、あとで「さっきはごめんね」と言えるなら、それで十分です。子どもはそこから、「失敗しても、仲直りできる」を学びます。
だから今夜は、頑張るのをやめて眠ってください。そして明日、ひとつだけでいいので、「やらないこと」を決めてみませんか。
あなたの毎日に、少しでも「よゆう」が生まれますように。