子育てが一番しんどい時期はいつ?月齢・年齢別の乗り切り方

子育てが一番しんどい時期はいつ?月齢・年齢別の乗り切り方 子育てコラム

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夜中の授乳でうとうとしながら、あるいはイヤイヤ期の子どもを抱えてスーパーの床を見つめながら、ふと検索してしまう言葉があります。「子育て しんどい時期」。本当に知りたいのは、たぶんこれですよね。「このしんどさは、いつ終わるの?」

先に正直にお伝えします。「この月齢を過ぎたら全員ラクになります」という答えは、残念ながらありません。子どもの性格も、家庭の状況も、本当にひとりひとり違うからです。でも、「時期によってしんどさの種類が変わる」ことと、「それぞれの時期に合った乗り切り方がある」ことは、一般論としてお伝えできます。

この記事では、新生児期から小学生までの「しんどさの正体」を時期別に整理して、それぞれの乗り切り方をまとめました。「私だけじゃなかった」と、少しでもほっとしてもらえたらうれしいです。

「いつが一番しんどいか」は人によって違う、が正直な答え

ママたちの声を聞いていると、「新生児期が一番つらかった」という人もいれば、「イヤイヤ期で限界だった」という人も、「小学生になってからのほうが大変」という人もいます。

これは、しんどさの「種類」が時期によって変わるからです。体力的なしんどさが得意な人もいれば、精神的な駆け引きが苦手な人もいます。だから「あの時期は平気だったのに、今がつらい」と感じても、それはあなたが弱くなったわけではありません。今のしんどさの種類が、たまたまあなたにとってきつい種類だった。それだけのことです。

「みんな乗り越えてるのに私だけしんどい」と自分を責める必要は、まったくありません。前提として、それを押さえたうえで時期別に見ていきましょう。

新生児期〜生後6ヶ月:睡眠を削られる「体力勝負」の時期

子育てに疲れた母親と子ども

この時期のしんどさの正体は、はっきりしています。睡眠不足です。2〜3時間おきの授乳で、まとまって眠れない日が続きます。人は眠れないだけで、気持ちがずーんと沈むようにできています。「赤ちゃんはかわいいのに涙が出る」のは、愛情の問題ではなく睡眠の問題であることが多いのです。

乗り切り方の基本は「眠れるときに眠る」に尽きます。家事は最低限でかまいません。洗濯物がたたまれていなくても、夕食がレトルトでも、赤ちゃんは元気に育ちます。この時期は「家事の合格点を思いきり下げる」ことが、いちばんの対策です。

また、気分の落ち込みが2週間以上続く、何をしても楽しいと感じられないなど、つらさが深刻な場合は、ひとりで抱えずにかかりつけ医や自治体の相談窓口(保健センターなど)に相談してください。産後の心と体のことは、専門家を頼っていい領域です。

1〜2歳:目が離せない「常時警戒モード」の時期

歩き始めると、しんどさの種類が変わります。この時期の正体は「気が休まる瞬間がない」こと。少し目を離すと棚によじ登り、口に何かを入れ、階段に向かっていく。常に警戒センサーを張りっぱなしの状態は、何もしていないように見えて、ものすごく消耗します。

「一日中家にいたのに、どっと疲れている」のは当然です。乗り切り方としては、子どもが安全に動き回れる空間をひとつ作ること(ベビーサークルや、危ないものを全部どけた部屋)が有効です。「見ていなくても大丈夫な場所」が家の中に一箇所あるだけで、警戒モードを解除できる時間が生まれます。

支援センターや子育てひろばを「子どものため」ではなく「自分が座って一息つくため」に使うのも、立派な活用法です。

2〜3歳のイヤイヤ期:通じない・終わらない「精神戦」の時期

服を着るのもイヤ、お風呂もイヤ、お風呂から出るのもイヤ。理屈が通じない相手との交渉が一日中続くのが、この時期です。多くのママが「一番しんどかった」に挙げる時期でもあります。

知っておいてほしいのは、イヤイヤは発達の通過点だということです。自分の意思が育ってきた証拠であって、しつけの失敗でも、ママの関わり方のせいでもありません。乗り切り方は「全部に正面から付き合わない」こと。安全と健康に関わること以外は、「今日は譲る」を増やして大丈夫です。靴下が左右バラバラでも、誰も困りません。

そして、イライラして当たり前の時期だと自分に許可を出してください。「怒らない育児」を完璧にやろうとするほど、しんどさは増えていきます。

4〜6歳と小学生:体はラクに、心と段取りがしんどくなる時期

幼児期後半になると、体力的にはだいぶラクになります。その代わり、「口が達者になって衝突する」「習い事や行事の段取りが増える」という新しいしんどさが出てきます。小学生になると、宿題の付き添い、友達関係の心配、長期休みの昼ごはん問題など、「手はかからないけど気はかかる」状態が続きます。

この時期の乗り切り方は、「全部ママが管理しない」仕組みづくりです。持ち物の準備を子ども自身のチェックリストにする、夫や家族と役割を明文化するなど、自分の頭の中だけで段取りを回さないことが大切です。

つまり、子育てのしんどさは「終わる」というより「形を変えていく」ものです。だからこそ、気合で乗り切るのではなく、各時期で「頑張りを減らす仕組み」を作ることが効いてきます。

どの時期でも共通する乗り切り方は「ひとりで回さない」こと

ここまで時期別に見てきましたが、すべてに共通する乗り切り方がひとつあります。それは、しんどさをひとりで抱えないことです。

具体的には、3つの頼り先があります。1つめは家族。夫に「手伝って」ではなく「この曜日のお風呂はお願い」と役割ごと渡すこと。2つめは公的サービス。一時保育、ファミリー・サポート・センター、自治体の産後ケア事業など、住んでいる地域に使える制度が意外とあります。3つめが、民間の手を借りること。家事代行やシッターを「しんどい時期だけのレンタル戦力」として使う家庭は、少しずつ増えています。

「お金を払ってまで頼るなんて」と感じるかもしれません。でも、しんどい時期が「いつ終わるかわからない」からこそ、終わるのを耐えて待つより、今のしんどさを軽くするほうが現実的なこともあります。たとえば、料理の作り置きとチャイルドケアを同じ訪問で組み合わせられるサービスもあります。詳しくは、関連記事: きらりライフサポートの口コミ・評判を徹底調査にまとめています。

また、「もう限界かもしれない」と感じている夜には、関連記事: 「育児に疲れた、助けて」と思った夜に。今日からできる逃げ場の作り方も読んでみてください。

今日できる小さな一歩は「今の時期のしんどさに名前をつける」こと

「子育てがしんどい」と、ばくぜんと抱えていると、出口のないトンネルにいる気分になります。でも「今は睡眠不足の時期」「今は警戒モードの時期」と名前をつけると、「永遠に続くわけではない、今の時期のしんどさ」に変わります。

今夜、寝る前に一度だけ考えてみてください。「私の今のしんどさは、どの種類だろう?」。それがわかれば、削っていい家事、頼っていい相手、使える仕組みが見えてきます。しんどい時期を「我慢する期間」ではなく、「頼り方を覚える期間」にしていきましょう。あなたが少しラクになることは、子どもにとってもいいことなのですから。

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